【日常】兄と仕事猫と構造思考【現場猫】

兄は昔からストレスを感じると腹痛が続くクセがあります。
「過敏性腸症候群」と言うそうです。
最近、職場の環境や仕事内容が悪化し続けていて、明らかにそれが原因でストレスフルです。

ということで今回は、仕事のグチを思う存分吐き出す回です悪化の一途を辿る兄の職場状況を紹介すると共に、そういった時の乗り切り方・考え方を紹介しましょう。

・上司も自分も全くノウハウのない仕事をやっている

突然ですが、皆さん仕事猫って知ってますか？
現場猫とも言われますが、↓コイツです。

「担当者は後の人に任せて確認せず、後の人もその前の人が確認してるからとやっぱり確認しない」ということをネタしたやつですね。
兄の職場でもあるあるです。
ただ、今担当してる仕事はそもそも確認できる知識やノウハウが上司や自分にも全くない状態で更に酷いです。
確認しないんではなく、そもそも確認できない。
専門用語が飛び交う話を散々聞かされた後、「ヨシ！それで！」としか言いようがありません。

当然そんな状態で仕事を進めれば、ミスやトラブルが頻発します。
上司も知識がないので、上司から理不尽に怒られることはありませんが、別部署の人や外部の相手方からは当然怒られます。

完全に自分達の理解を超えた仕事をするというのは非常にストレスがかかるものです。
「担当なんだから勉強しろよ！」と言われそうですが、余りにも専門的知識が必要過ぎて不可能案件です。
幸いにも職場の人間関係は良好なのが救いですね。

・水道も給茶機も故障したまま放置

兄の職場では各階に給茶機が設置してあります。
ただし、多くが故障したまま２～３年も放置されています。
ちなみに、自腹でポッドを持ってこようにも「電気代がかかるからダメ…置く場所がない…」という理由で基本的に禁止です。
そのため、お湯を入手するためには給茶機が稼働している数階離れた階まで移動し、熱いお湯を抱えたまま階段でこぼれないように数階分戻ってくるというアホみたいなことを皆しています。

また、水道も数か月まえから故障していて、手を洗ったり洗い物をする時はトイレの水道を使うか、他の階へ移動するしかありません。
とにかく、水がない。

・しんどいことは全て「構造的な問題」と捉えると気が楽になる

皆さん「構造思考」って聞いたことありますか？
構造思考とは「自分の身の回りに起きるすべての出来事は構造と運で出来ていると捉えること」です。
この構造思考を持てば、仕事で多発する問題も「誰か個人の問題ではなく、仕組み自体の問題である」と考えることができます。

少し前に人気ユーチューバーがわかり易く説明してましたので詳しい説明は下記の1:10くらいからを見てください(笑)

理不尽な仕事を押し付けられたり、職場環境が悪化すると正直しんどいです。
つい、自分の不出来や誰かのせいにしてしまいがちです。
でも、昔から兄はこの「構造思考」に立ち返り、物事を俯瞰してみることで心の平穏を保つようにしています。

今回のケースだと「ミスやトラブルが頻発して自分はダメなやつだ…」とか「上司がちゃんとやってくれないから上司が悪い！」と考えてしまうとどんどんしんどくなりますし、何も解決しません。
そんな時は構造思考で、「組織の人事配置に問題があった」「専門知識を持つ人が担当にいなかった」という構造の部分に問題があることを認識できれば、問題の根本的な部分が見えますし、気も楽になると思います。

・おわりに