【日常】某ブラック居酒屋でバイトしてた時の話～その２～【強制ボランティア】

前回に引き続きブラック居酒屋でのバイト経験談です。

ブラックブラック言うてますが、実はバイト自体は結構楽しかったです。
深夜とか暇な時な自由にできますし、いろんな年齢の人がいて大学とはまた違う楽しさがありました。

深夜に働けば時給もUPして稼げましたしね！

しかし、正社員として働くならあり得ない環境だったのもまた事実。
ってことで、今回も前回に続き闇を語ります。前回がまだの方はこちら↓

【日常】某ブラック居酒屋でバイトしてた時の話～その１～【オススメを聞いてはいけない】

某ブラック居酒屋で働いた経験は貴重でした。ここに就職しないよう頑張ろうと気持ちを強くもてました。ありがとう。

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2021.07.03

社長の質がヤバ過ぎる～その②～

前回は言い訳ブロッコリーオジサンを紹介しましたが、まだまだヤバい社員はいっぱいいました。

「配属後数か月でバイトの子を妊娠して退職した社員」「超多忙な日にイラついて調理器具をぶち壊しまくるオッサン」なんてのはよくある話。

とにかく社員の質が低いのです。
実は東大卒の新人が配属された時があって、その方は優秀だったんですが、周りの社員とのギャップに悩み非常に辛そうでした。

まぁそういう人は外から眺めていればいいんですが、中にはこっちにキレ散らかす実害のあるヤバい社員もいます。

一度朝６時に呼び出しの電話があり、当然寝ていたので電話に出ませんでした。
すると次の出勤日に「この日は朝６時から新しいメニューの試作会をやった。来なかったので今から教えるが、お前は意識が低すぎる！社員は全員参加したぞ！」
と怒られました。

と言っても「バイトも社員もお客様から見たら一緒だ！適当に仕事すんな！」
とやっぱり怒られます。

「バイトに社員と同じ仕事をさせる」というのは、よくある話かもしれません。
外から見ればバイトも社員も一緒かもしれませんが、内部で同じ仕事を求めるのは違うでしょう。

この場合、社員の仕事は「バイトに新しいメニューの作り方を教える」であって、「バイトを社員の試作会に参加させる」ではないはず。

マグロをチン、アイスもチン

刺身等の食材は基本的に冷凍保存されていて、その日に使いそうな量だけ解凍していきます。
しかし、想定以上にお客さんが多かった時等はどうしても解凍が間に合いません。

困った兄は先輩に相談するととっておきの方法を教えてくれました。

なんと、その先輩はマグロの冷凍ブロックを水に浸した状態で少しずつ電子レンジで解凍していきました。
そして、温め過ぎた部分を削ぎ落として生の状態の部分だけを残し、見事マグロの刺身を作り出したのです。

また、アイスもある程度解凍しとかないとガチガチに凍っていてとることができません。
そんな時も、アイスを電子レンジでチンして、いい感じに柔らかくなった部分だけを使ってたりしました。
そして溶けた部分は捨てる……

流石に不衛生なことはやっていませんでしたが、乱暴な作り方が横行してましたね。
社員がほぼいない状況が続いてたんですが、バイトだけで回すのはアカンです。

深夜×掃除×ボランティア（？）

バイトしてた居酒屋では年に２回ほど本部の衛生検査があって、店の衛生状況を点数評価されてました。
なので、検査前日は深夜から朝にかけて８時間くらいかけて皆で掃除しまくってたのです。

それ用にシフトも組まれてたので、当然時給が発生すると思ってました…が！

いやマジで意味わかりませんでした。
掃除だって立派な仕事です。しかも深夜に８時間も働かせておいて給与は出ない？
あり得ないでしょ！？

流石にこの時は怒って店長に問い詰めました。するとバイトリーダーが間に入ってくれて、結果的に店長のポケットマネーで給与が支払われることになりました。

ただ、店長のポケットマネーなので会社から正式には出てません。
会社として「掃除」は仕事じゃないそうです。
飲食事業なのに良好な衛生環境の維持にコストをかけず、社員やバイトの自己犠牲に任せるってのは最悪でしょう。

おわりに